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医療の個人情報保護はどうなっているのか

安心して医療を受けるには、あるいは提供してもらうには、個人情報の保護に取り組んでもらいたいものです。
待合室ではフルネームで患者を呼ばず、番号で呼ばれるのも納得できます。
しかし、個人情報の利用も医療機関では目的があって行われています。
そのことは承知しなければなりませんが、利用目的の範囲を超えてはいません。
患者さんの了解を得ることは絶対条件ですし、個人の識別あるいは特定できない状態に加工して利用するのは、医療の勉強会や学会での発表という、目的があるからです。
極めて稀少となる症例、手術の成功、結果や経過について、医師の間でやり取りが必要です。
議論することもあるでしょうし、新しい発見の報告がされることもあります。
また気にかかるのは、院内での利用目的です。
例えば、患者さんに提供するサービス向上に役立つのであれば、快く提供できます。
しかし、多くは事務手続きでの利用で、保険、会計や経理、入退院などの病棟管理です。
その中にも、医療の質の向上を目的とした症例研究や、看護の質の向上を目的とした看護研究に利用されています。
必然的にそれらは患者さん、ご家族などへの安心・安全・信頼に繋がる内容です。
その他、外部監査機関への情報提供、介護・医学・学術研究のための資料になったり、サービスや業務の維持や改善のためのベースになっています。

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